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『 はさみの会 』 活動開始


 主に中田方面において、庭の整理が困難になった高齢者所帯などに対し、庭の整理を行うボランティアグループとして庭のサポート『はさみの会』が4月に発足しましたが、中田南、および中田北のお宅から庭木の整理の依頼があり、5月から活動を始めました。

 活動に行く前にコーディネータとボランティア1人が事前に依頼者宅に伺い、下見をしてボランティアで対応可能かどうかの確認と依頼者からの要望を聞き、定例会でボランティアに諮った上で参加可能なボランティアを募集し、依頼者と日程を調整して活動日を決めたものです。

 今回の場合、中田南のお宅からは大きくなり過ぎた木蓮と金木犀を切ってほしいとの依頼であり、また、中田北のお宅からは庭木の剪定や庭の整理が数年間出来ていないため、全体的に庭の整理をしてほしいとの依頼でした。

中田南のお宅には5人のボランティアとコーディネータが5月18日(月)に伺い、大きくなり過ぎて電線に接触しそうになっていた木蓮を高さ2mほどまでに切りましたが、時間的な関係で金木犀は道路にはみ出していた枝を払っただけで終了しました。このため、依頼者と相談して秋に金木犀の花が散った後にどうするかを考えていただくこととなりました。

中田北のお宅は広い庭で生垣も多く、1日で整理が終了する可能性はないことから、南側の庭の整理と車椅子での通行の邪魔になる玄関前の庭木の整理を優先してほしいとのことです。広い庭で庭木も多いことから7人のボランティアとコーディネータ1人が対応することになり、5月22日(金)に活動しました。部屋から5mほど離れた南側のブロック塀が見えなくなるほど茂っていた庭木の剪定を行って雑草などを取り払うとともに、玄関前を暗くしていた松の枝や、車椅子の通行の邪魔になっていたつつじを切りました。また、隣家の通路側まではみ出していた柘植の生垣も暫定的に剪定しました。

幸い両日とも天気が良くてボランティア活動に影響はなく、予定通り午前中に活動を終了しました。『はさみの会』は、ボランティアグループであることから専門的な知識は少なく、植木屋さんの剪定とは比較になりませんが、逆に素人の感覚で剪定出来る強みもあり、庭木の整理という意味では十分対応可能なようです。今回の活動を踏まえ、『はさみの会』では依頼があれば1〜2回/月程度の活動を考えています。

yr記
中田北のお宅  左から「整理中の庭」 「参加したボランティア」 「整理完了の庭」