しらゆり地区のスポーツ推進委員会では、毎年2〜3回のウォーキング行事を実施している。今年は3月に松田の河津桜を見に行く計画を立てたが、残念ながら雨で流れてしまった。
今年の再挑戦は、近くだが大きな自然が残る舞岡ふるさと村を中心に6月15日(日)、ウォーキングが計画された。天気は上々、朝8時半に、しらゆり公園の広場に集まった参加者はスポーツ推進委員の7名を加えて、合計38名とかなりの数となった。地下鉄で中田駅から下永谷まで行き、まずは駅前のセブンイレブンで一部の人が買い物。日限地蔵へのお参りを経て舞岡駅前を経由、舞岡ふるさと村の中心部へ向かう。駅のすぐ近くに「ハム工房まいおか」があり、ここはすでに舞岡ふるさと村に入っている。ここで何人かが弁当を買う。この店は、その名の通り自家製のハムを売っており、その他にも弁当や各種の珍しい食品が並べられている。次に訪れたのは水田に面して小高い丘の上に建つ舞岡八幡宮。大木の茂る境内に人の気配はない。
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舞岡ふるさと村の案内図 |
舞岡公園へ行く途中に「舞岡ふるさと村虹の家」という施設があり、ここで最初の休憩。ちゃんと係の人がいて、なかなかいい施設だ。道路の脇を流れる小川は、「小川アメニティ」と名付けられていて、昔からのメダカが泳ぐ田んぼの水路のよう。ただ、メダカはあまり多くはない。
ほとんど雲のない、かんかん照りの天気で、かなり暑いが比較的湿度が低くて、木陰は涼しい。舞岡公園はふるさと村の南側の一部を占めており、公園の中にはボランティアが管理しているジャガイモやサツマイモ畑、水田がある。日曜日とあって沢山の人達が田植えをしているのが見えた。大きな池の真ん中に小さな草むらがあり、その中の枯れ枝の先を狙って、ちょっと離れた道路端に大きな望遠レンズをつけたカメラが三脚の上に据えられていて、きれいなカワセミが枝の先に止まるのを待っている。何とも気の長い話だと思うが、そのカメラの所有者が見せてくれた撮影画像にはカワセミの美しい姿が入っていた。
だいぶ歩いて、ちょうど12時頃、弁当の時間とするが、予定していた「瓜久保の家」という、ちょうどいい場所が他のグループに占領されていた。仕方がないので、もう少し奥の広場的な木陰で弁当を広げたが、ここはレジャーシートを広げても、周りからアリが這い上ってきて、女性たちがキャーキャー騒ぐ。「自然」を満喫するというのもこういうおまけがつく。
帰路は比較的楽なショートコースと、アップダウンがある標準コースに分かれ、体力に自信のあるほぼ半数の人達は標準コースを行く。
予定どおり14時20分頃には中田駅に到着、解散となる。ウォーキングコースのみでも約8kmと、けっこういい運動になった。 (K)
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