トップ ||イベント・講座 |高齢者支援 |障がい者支援||地域の活動 |ボラネット |

傾聴ボランティア・モモ
相手の話を、ありのまま受け止めよう
第6回 傾聴ボランティア養成講座 2日目

第2日の講座
第2日の講座  
 「相手の話を、ありのまま受け止めましょう。そして、相手が感じているように感じ、聴いた話の内容、その感情、事実を理解したと、相手の言った言葉で要約して伝えます。」と講座の初めに語るのは、瀬谷区で長年にわたり傾聴を続けているとともに「傾聴ボランティア講座企画グループみみ」のメンバーである武川千鶴子さん。

 泉区傾聴ボランティア・モモが主催する第6回傾聴ボランティア養成講座の第2日目が6月21日(金)泉みふれあいホームで開かれた。

 相手の気持ちを自分の考え、価値観の方向に誘導しないで、ありのままに聴くことの難しさから、訓練が必要となるが、その一端として「技法」が紹介された。
     @繰り返し:相手の話の中の「言葉、気持ち、感情」に焦点を当て、繰り返す。
     A言い換え:相手の話の内容、意味を変えずに、分り易い言葉・表現で伝える。
     B感情の反映:相手の話から、その感情を確認する。C要約:相手の話を短くまとめて伝える。
  時々、3人1組でロールプレー
  時々、3人1組でロールプレー


 外国人には、あまり見られないが、日本人にとってコミュニケーションの上で重要な “相づち、うなずき”が大切で、共感、同意の言葉として、よく使われる。相手によって「つじつまの合わない話」等がある場合があるが、決して非受容の言葉で返してはならない。また、相手に話を促す、催促する言葉も使う場面も出てくるが、間も大切で、相手のテンポに合わせる意味で、”沈黙”を待つ我慢も。黙って、そっと寄り添うことも重要だ。

 講義のときどきに、3人1組となって、順番に聞き役、繰り返す役、観察役などのローププレーニングが繰り返されていた。