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泉区災害ボランティア連絡会
コーディネート訓練を実施
災害実態と災ボラセンター・シミュレーション演習

ボランティア登録簿に記入
ボランティア登録簿に記入
どの活動に参加しようかなあ〜
どの活動に参加しようかなあ〜
反省会では、いろいろ指摘がありました。
反省会では、いろいろ指摘がありまし
 泉区災害ボランティア連絡会は「災害ボランティア・コーデネート訓練」を当会員を対象に1月24日(土)と31日(土)の2日に分け泉区役所で行った。今回の訓練は会員の都合のつく日に参加できるように2日に分け行われたことから合計で100名近い参加者となった。今回で11月に続き3回目の訓練。

 午前の部では、まず「災害の実態について」として、泉区役所危機管理担当係長の山本昭博さんが阪神淡路大震災に関するビデオにより、もう一度災害を思い起こさせるとともに、それを契機に横浜市が行った地域防災拠点・医療拠点の設定、建物構築物の耐震化推進策などの対策、個人や地域でとるべき自助・共助のため対策などについて説明していた。
 次に、当連絡会で研修班を担当している乾英明さんが「災害ボランティアセンターの役割とコーディネートについて」ボランティアの心構えに始まり、センターの役割として活動の拠点であり、ニーズ把握、ボランティア受入れ・派遣など住民の立場に立って支援活動を行うためには、関係機関・団体との災害時だけでなく、平常時からのネットワーク作りが大切なこと、実際に活動に当っての注意事項やコーディネーターの条件などを具体的に語っていた。


 午後からは、ボランティアセンター運営のシミュレーション訓練に入った。コーディネーター役とボランティア役に分かれ、コーディネーターは新規受付、当日受付、名札受付、オリエンテーション、送り出し、フォローといった担当別に準備に入った。ボランティア役は、今回が初めての人がほとんどで、全体の流れの説明を聞いた後、新規受付に導かれ、スタート。 「ニーズ表ボードに貼ってある募集表から希望の案件に、ボランティアは自分のポストイットを貼り付ける。募集人員に達した案件から、オリエンテーション担当は案件の活動内容・注意事項を説明し、いよいよ活動現場へ。ボラは活動後帰着。フォロー担当は活動内容などの報告を受ける、といった一連の流れであった。

 24日はボランティア役人数が多かったことから、オリエンテーション部門を中心に、大分混乱していたが、31日は人数が少なかったこともあり比較的に落ち着いた雰囲気の中で進められていた。
 終了後の反省会では、それぞれの担当部門やボランティア役から、支援現場での活動の融通性、地域防災拠点に当センターと連携が取れる窓口が必要では、ニーズ把握の内容に関すること、指定様式の内容に関することなどについて指摘や質問が出ていた。これらについて、今後各担当班で検討していくこととなった。