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2008 Safety Kids いずみ ボランティア養成講座 第5回
子どもの内から予防教育を徹底し、自分の力でサバイバル
推進ボランティアとして地域に広めよう

滑り台の点検
 『危険には2つあります。 「リスク」と「ハザード」。「リスク」とは、子どもが自分の判断でチャレンジし、失敗しても大きな事故につながらず、子どもの回避能力を養う善玉の危険。これに対し「ハザード」は、子どもが自分では危険を判断、認知できないもので 重大事故の原因となるもので、悪玉の危険。子どもの環境から除去しなければならないものです。遊具で起こる事故は、原因では転落、衝突、引っ掛かり、挟み込みの順に多い。遊具では、ブランコ、滑り台、鉄棒といったもの。年齢では幼児から9歳がピーク。』

 2008 セーフティ・キッズ いずみ ボランティア養成講座 の第4回講座が8月23日(土)午後、泉区役所地域振興課の主催により区役所会議室で開催された。講師はNPOプレイグラウンド・セーフティ・ネットワーク代表の大坪龍太さん。「子どもにとって、遊び場とは何か考えてみよう。」をテーマに、中和田公園の遊具を中心としたハザード・チェック体験も交え行われた。。
「リスクとハザードの違い」などを
講義する大坪講師


 子どもは遊びを通して様々なことを身につけ成長していく。遊びには危険はつきもの。遊具における危険性を、遊具そのものに起因するもの、使用面、保守点検など管理面に分け、実例を交え説明していた。中和田公園に移動の上、配布された「遊び場・公園のハザードチェックリスト7・5・3」に基づき、公園内の環境や遊具を参加者全員でチェックし、会議室に戻り、鉄棒のボルトの出っ張り、ブランコの鎖つなぎ部分、、滑り台階段下のコンクリート、ステップの幅広さ、砂場状況などについて、危険性をそれぞれ発表していた。

 特別参加していた泉土木事務所職員から、泉区内の公園管理の状況や安全対策について説明があった。また、大坪さんから、ボランティアからの情報が公園管理に有効活用されているニューヨークでの実情から、日頃利用している地域の人たちだけでなく、この養成講座を受けた人たちに、遊び場の安全を守るボランティア活動に期待するとしていた。