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いずみサマースクール2011
ゲームもお手伝いもしました! 
新橋地域CPで

百人一首ガードで坊主めくり  
百人一首ガードで坊主めくり  
 小学校6年生のU君が一人、高齢者に交じってゲームを楽しんでいた。ここは、新橋地域ケアプラザのデイルーム。いずみサマースクール2011のプログラムの一つ、新橋地域ケアプラザで「高齢者のデイサービスに参加しょう!」が8月24日から26日の三日間の日程で行われた。中間日の25日に訪問してみた。このプログラムに応募した生徒は2名だったが、参加したのはU君ひとり。「3日間通して参加します」と元気に返事してくれた。

 今日25日は利用者も普段と比べて少なく、広いデイルームも、なおさら広く感じる。6,7人用のテーブル二つを使い、それぞれ職員がつきっきりで、楽しんでいる。百人一首のカードを使い、お姫様をめくると再度めくる権利、坊主をめくると持ちカードが全部取り上げられる。最後に持ちカードが多い人が勝利。カードをめくる度に、一喜一憂の声。
  積み木崩し(手前)、テーブルコロコロ(奥)
  積み木崩し(手前)、テーブルコロコロ(奥)

 しばらくすると、積み木崩。高く積み上げ、積み木一つ一つをお箸状の棒の先でつついて、落としていく。その途中で、全体が崩れてしまうと、おしまい。手先の細かい動きが必要で、さすがU君に順番が回ってくると、あっという間に、はい、次の方。

 もう一つのテーブルでは、ボールにコップをかぶせ、それをテーブル上を転がす。テーブル上には点数表示がされており、どこに止まるかで点数が決まる、というゲーム。投げる強さ加減が難しいようで、なかなか最高点は出ない。
 そのうち男性グループは、ゲームに飽きたようで、カラオケを、ということになった。

 その間、風呂から上がってきた人にドライヤーをかけてやったり、秋に予定しているイベント用にモミジ形に色紙を切り抜くなど、結構休みもなく、動いていた。「どう、ここでの感想は?」と聞いたら、「楽しいです!」。U君の家族が、他の施設で働いているとのことで、それに感化され、ここに体験に来たと話してくれた。