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震災に備えて
どうする、生き残るには
〜 生涯学習グループ 『波紋』 のプログラム 〜


  「地震は必ず起こります。これを防ぐことは出来ません。しかし、それに対する備えが、どれだけ出来ているかで、被害を最小限に留めることが出来ます。阪神淡路大震災での死亡者の8割は、家屋、家具などによる圧死、しかも地震発生から15分間に。したがって地震発生時において命を守るための身の回りの対策を。」と語るのは、横浜市泉消防署予防課長の三平政好さん。
 
 この会は、生涯学習グループ 『波紋』(代表・中島忠明氏)が6月度の学習プログラムとして6月13日午後、泉区公会堂で行われたもの。

 地球の内部構造、地震の発生メカニズム、日本付近のプレートの状況、予想される地震発生地域とその大きさ、阪神淡路や新潟地震による被害状況などの説明に続き、特に水、電気・ガス、食料・食器、非常持ち出し品などについて、阪神淡路大震災を体験した市民、行政の声を紹介していた。
 
 それらを参考に、@家庭内にいるとき、デパート・映画館などにいるときの注意事項、Aすばやく火の始末、B隣近所の助け合いの大切さなど横浜市における地震対策3原則や日頃の防災活動として@防災知識、A町の安全点検、B備蓄物資・資機材の整備点検、C防災訓練などの必要性について、パワーポイントを使って丁寧に説明していた。

 また、地震と直接関連はないが、住宅火災による死者が急増しており、その半数以上が高齢者となっている。これからの更なる高齢化に伴い、一層の増加が懸念されることから、火災の早期発見に有効な「住宅用火災警報器」の設置が義務付けされた。新築住宅では平成18年6月1日から、既存住宅は平成23年6月1日までに、ぜひ設置するように、と語っていた。

 当「波紋」グループは、心豊かに生きる上で「ゆとり・健康・生き甲斐」が大切だとし、そういったことをテーマに、毎月1回学習会を開催し、お互いの交流を深めている。
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